1. 機能的作業療法 
一例)・片手動作訓練・利き手交換→利き手に障害を持つ場合、箸の使用や書字などの、利き手を交換するための訓練
2.日常生活動作訓練
3.心理面支持的作業療法精神活動や生活に対する意欲の維持・改善、不安の緩和、自信づけをはかる
例・趣味活動、ゲーム性のある作業
4. 精神医学的作業療法様々な活動を通して、意欲を改善したり、対人関係の改善を図ったり、気分転換を図る療法 
例・食事、更衣、排泄、入浴、炊事、洗濯、掃除などの日常生活活動
 ・木工、金工、手芸、陶芸、農耕、園芸、絵画、演芸、レクレーション
5. 手の装具の製作・適合
6.職業前評価および訓練

●作業療法士の仕事

リハビリテーションで「心と身体の健康」を回復させる作業療法士は患者と日常生活をつなぐ架け橋。同じくリハビリテーションのプロである「理学療法士」が〈起きる、立つ、歩く〉など基本的な運動機能の回復を目指すのに対し、「作業療法士」は〈食事、排泄、入浴〉など日常生活に不可欠な動作の獲得を目指します。

さらに、手芸や絵画などの創作活動や趣味的活動を通し、「完成してうれしい」「私にもできた」という自信や生きがいを得るサポートをするのも重要な役割。
就業にあたっては、国家資格である作業療法士資格を取得する必要があります。勤務先は医療機関や福祉施設がメイン。高齢化に伴って患者宅を訪問し、実際の生活環境で訓練を行う「訪問リハビリ」の需要も、増加しています。